一般社団法人日本国際手話通訳・ガイド協会と連携し、「国際手話」ガイドが案内するインバウンド向けプライベートツアーサービスを開始

  • 2019.11.21
  • プレスリリース

一般社団法人日本国際手話通訳・ガイド協会とotomo株式会社が連携
「国際手話」ガイドが案内するインバウンド向けプライベートツアーサービスを開始
~ろう者受入に対応し、より多くの訪日旅行者が安心安全に観光を楽しむことができる環境整備に貢献~

インバウンド旅行者向けのプライベートツアーサービスを運営する、otomo株式会社(所在地:東京都文京区/代表者:平塚 雄輝、以下「当社」とします)は、一般社団法人日本国際手話通訳・ガイド協会(所在地:東京都千代田区/代表理事:砂田 武志)と連携し、新たに国際手話でのサービス提供を開始します。当社サービスの対応言語に新たに「国際手話」を追加し、海外から日本を訪れるろう者が、安心安全に観光を楽しむことができる環境整備に貢献します。

概要

2018年には訪日旅行者数は年間3,100万人を突破し、日本における観光へのニーズが更に多様化するなか、特色ある地域の魅力を伝える観光ガイドの重要性は段々と高まってきています。一方、世界には約4億5千万人もの聴覚障がい者がいるとされ、訪日旅行者のなかには、主に手話を使ってコミュニケーションするろう者も数多く含まれています。情報の取得に制約のあるろう者にとって、観光ガイドは、安心安全に観光スポットを巡るサポーターとしての役割に加え、特色ある日本各地の魅力を伝える重要な存在です。
この度当社は、国際手話を用いた通訳・ガイドの普及・啓蒙活動を促進する一般社団法人日本国際手話・通訳ガイド協会と連携し、以下の取組を推進します。

  • 日本国際手話通訳・ガイド協会に所属する国際手話ガイドを当社ガイドとして登録
  • 当社サービスの対応言語に新たに「国際手話」を追加し、予約受付を開始

国際手話とは

世界の地域・国々ではそれぞれ異なる手話が使用されており、音声言語との関連性もないため、例えば同じ英語圏である米国と英国でも用いられる手話は異なります。国際手話は、世界中のろう者が国際交流を行うために作られた世界共通の手話言語であり、他国への旅行・交流などの私的な場のみならず、世界ろう連盟(WFD)が4年毎に開催する「世界ろう者会議」の理事会・評議員会などの公式の場でも用いられています。

一般社団法人日本国際手話通訳・ガイド協会とは

「日本国際手話通訳・ガイド協会」は、国際手話を学んだろう者有志が集まって設立した「国際手話クラブ」を前身として、2008年に設立されました。2014年には一般社団法人化し、その翌年には事務所を市ヶ谷に設置、毎年国際手話の講座及び外国人講師を招いたセミナーを開催しています。2019年現在、砂田武志を代表理事として、会員38名と共に精力的な団体活動を行っております。
団体ホームページ:http://jiiga.com/

otomoとは

当社は、インバウンド旅行者向けのプライベートツアーサービス「otomo」を運営しています。地域の観光資源を活用したオリジナルのツアープランの組成と、地域のガイド人材の育成を通じて、高品質なツアーサービスを外国人旅行者へ提供しております。英語・中国語・韓国語をはじめとする各言語に対応し、全国15都府県にて、900名以上のガイドが登録し、合計300種類以上のツアープランを提供しています。
ツアー予約サイト:https://otomo-travel.com/ja

<会社概要>
社 名:otomo株式会社(otomo Inc.)
所在地:東京都文京区本郷3-13-3 三富ビル3階
代表者:平塚 雄輝(代表取締役)
設 立:2017年4月
資本金:107,000,000円(資本準備金含む)
事 業:インバウンド旅行者向けプライベートツアー事業、デザイン・コンサルティング事業
登 録:東京都知事登録旅行業第3-7570号
URL:https://otomo-inc.com

<本件に関するお問い合わせ>
otomo株式会社(担当:大谷・沼澤)
[MAIL]press@otomo-travel.com
[TEL]03-6876-6003

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